[宿泊レポート] CARO FORESTA ELFO (山梨県山中湖村) (3) 夕食編
2016年01月01日
日も暮れて、山中湖畔のお散歩から帰ると、間もなく夕食の時間です。
この記事は、宿泊レポート CARO FORESTA ELFO (山梨県山中湖村) (2) 客室・アフリカルーム編の続きです。
CARO FORESTA ELFOの夕食は ”お部屋出し” のフレンチ会席で、チェックイン時に18時、19時と選ぶことができました。今回は19時を選択しました。
予定の19時をちょっとすぎて、お部屋に料理が提供されてきました。
今回は牛肉とサツマイモのクリーム煮(Sサイズ)、ささみオーブン焼き、ヤギミルクの3点セットで、これで1ワン様あたり500円とまずまず納得。
コースにしてしまうと2,000円などと、犬向けとしては値が張るので躊躇しますが、先ほどの3点セットにするとリーズナブル。少な目で注文して、普段のフードを足してあげれば犬たちも十分満足のようです。
犬たちの気をそらしておいて、お次は人間用のディナーに参ります。
本日のディナー(2015年10月)
金時芋とフォアグラのムースをのせたリンゴパイ
甲斐サーモンのスモーク 茄子のサラダ仕立て
馬肉のレアグリルと香味野菜 ベアルネーズソース添え
秋の味覚を生ハムのコンソメと共に
カマスのポアレ小松菜ソース グレナデン風味エシャロットピクルス添え
甲斐地鶏の炭火焼
御飯・赤だし
季節を彩るアシェットデセール
サクサクのパイ生地に甘いリンゴジャム、そしてその上に金時芋とフォアグラのムースを乗せております。フォアグラのともすればちょっと苦手な風味を甘味でやさしく包んで食べやすく。
サイドにはイチジクコンポートと豆苗。全体的に甘味があるのでデザートかと思う一品です。
甲斐サーモンのスモーク 茄子のサラダ仕立て
あっさりしたニジマス(ブランド名 甲斐サーモン)のスモークと酸味のきいたドライトマト。焼き茄子には刻みルッコラがまぶしてあります。
赤みが鮮やかなレア状態の馬肉のグリルです。添えてあるベアルネーズソースは、温かいタルタルソースのような風味。
細かく刻んだエシャロット、ケッパー、コルニッションを肉汁滴る馬肉にちょっとのせていただくと、馬肉のクセとケッパーの刺激が絡み合ってほどよい味わいになります。
鯛、伊勢海老、ぎんなん、鶏肉をコンソメ仕立てのスープで頂きます。
お部屋だしのせいか、スープはぬるくなってしまってました。
カマスのポアレ小松菜ソース グレナデン風味エシャロットピクルス添え
香ばしく焼いた脂ののったカマスを、小松菜のソースでいただきます。
山の中なのに魚料理がんばってますね。
パリッと焼いた地鶏にポーチドエッグを親子合体! 炭火焼というのは至高の焼き調理法ですね。 細く切ったポテトを編んで揚げたかわいいカゴ。片面紫色の野菜は金時草(きんじそう)という加賀野菜。
この土鍋で炊いた白米を・・
正しい、実に正しい融合技で、お腹もほぼいっぱいになりました。
とはいってもデザートはもちろん別腹です。アシェットデセールとは”皿に盛ったデザート”というフランス語。
チョコレートシャーベット、洋梨、栗、キャラメルムースにココアクッキーをちらしたデザートでシメ。
たまに聞こえてくる「ポフッ」「ポッ、ポッ」の寝言が、ここが静かな森の中であることを気づかせてくれる合図のように思える、そんなCARO FORESTA ELFOの夜でした。
CARO FORESTA ELFO 夕食編は以上です。この後は、朝食編に続きます。(後日掲載)
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